ANAグループのOCS、日本発越境ECサービスに参入 9月15日に「iEC」販売開始
2021年9月10日(金) 配信
ANAホールディングス(片野坂真哉社長)は9月8日(水)、ANAグループで国際物流企業のOCS(根岸剛社長)がグループ初の日本発越境EC(電子商取引)輸送サービスに参入すると発表した。9月15日(水)からアジアの一部エリアからサービスを開始し、対象エリアを順次拡大するとともに、取扱量を今年度中に現在の約3倍を目指す。
越境ECの新輸送サービス「iEC(International E-Commerce)」は、9月15日(水)に販売を始める。スタート時は、韓国、台湾、シンガポールを対象エリアとし、今年度内に米国、欧州、その後中国などに広げていく。法人を対象に、通常3~5日(韓国・台湾・シンガポールの場合)で海外に届ける。
同サービスは、各種Webサービスと連携することで、複雑な海外輸送が利用しやすくなる。送料は、燃油サーチャージなどを含めた料金体系に、ロジスティックスなどお客のニーズに沿ったオプション追加も可能となっている。
ANAグループでは、国内線など航空ネットワークを活用し、日本各地から海外に配送する。