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HISアメリカ法人、旅行での二酸化炭素排出量を算出 持続可能な観光推進へ

2021年9月16日
編集部:木下 裕斗

2021年9月16日(木) 配信

Copoloのトップページ。旅行で排出する二酸化炭素を有料で削減するプランも用意した

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)のアメリカ現地法人はこのほど、アメリカとカナダ在住者向けに予約時に旅行での二酸化炭素排出量を確認できる新ブランド「Copolo」を立ち上げた。

 コロナ禍以降、インドで交通量が減り、大気汚染物質の排出量が減少したことやイタリアのヴェネチアで、運河の水質が改善したことを踏まえた同社は、持続的に観光業全体が発展できる環境を整えたい考え。

 同ブランドは旅行者が予約時、環境に配慮したホテルやレンタカー、航空券などを選択できる。また、気候変動対策のスタートアップ企業CHOOOSE™が排出量した二酸化炭素を削減するオプションプランも用意した。排出量と削減に必要な料金は両者が計算する。

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