8月の訪日外客数、オリパラ関連の入国で2.6万人 19年比は99.0%減(JNTO発表)
2021年9月17日(金) 配信
日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)が9月15日(水)に発表した8月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比199.1%増の2万5900人だった。国際的な移動の制約が続いているものの、東京五輪・パラリンピックの選手や関係者の入国などにより、前年同月を上回った。
だが、一部の例外を除いて国境をまたぐ往来が停止し、観光目的の入国も引き続き認められていないことから、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月比では99.0%減の低水準となった。
市場別の人数は、米国の3000人が最も多く、次いで中国の2400人、フランス1800人、韓国1600人、英国1300人と続いた。
日本人の出国人数は、前年同月比78.0%増(19年同月比96.9%減)の6万6100人で、今年最多だった。