新会長に針谷了氏、会員のための事業推進(日本旅館協会)
日本旅館協会(近兼孝休会長、3081会員)は6月26日、帝国ホテル(東京都千代田区)で2014年度通常総会を開いた。当日選任された理事による記名式投票の結果、33票対21票で、滋賀県・おごと温泉の湯元館会長の針谷了氏(63歳)が新会長に選出された。(詳細は次号で紹介予定)
針谷新会長は「会長を務めさせていただくことを大変光栄に思います。前途多難な2年間ですが、副会長や理事の皆さんと力を合わせ、3つの使命を何が何でもやりとげたい」と抱負を語った。2年間の取り組みについて(1)会員のための事業推進(2)協会の正常化(3)観光立国に貢献する団体への成長――の3つを柱に掲げ、「3つの使命を同時並行でスピード感を持って行う」と力をこめる。会員のための事業推進では、クレジットカード手数料率の引き下げや、インターネットの効果的な活用などを挙げた。
なお、監査報告については、監事の承認が総会までに間に合わなかったため、後日改めて書面総会などを予定する。