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ハイブリッド型の新たな観光を 新潟市が推進する「にいがた旅むすび」

2021年9月29日
編集部:飯塚 小牧

2021年9月29日(水) 配信

オンラインとリアルで旅の前からあとまで楽しむ

 新潟県新潟市(中原八一市長)は昨年、コロナ禍でも安心して新潟市への旅行を楽しんでもらえるよう、官民一体のプラットフォーム「新しい観光スタイル推進協議会」を設立し、新しい生活様式に即した同市ならではの観光スタイルの構築を進めてきた。この取り組みの一環で、オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド型の観光スタイル「にいがた旅むすび」を展開。このほど、新潟の食や文化をさらに楽しめるプランを追加した。

 「にいがた旅むすび」は、旅行者と旅先を「旅に行く前」から「旅に行った後」まで”むすぶ”ことで、より旅を楽しんでもらうための新しい観光を提供する。同市によると「例えば、旅に行く前に新潟の特産品や観光スポットの紹介動画を閲覧できたら、旅の意欲は高まるのではないか。さらに、新潟を訪れたあとに、宿や飲食店で食べたおいしいごはんやお酒を家でもまた味わえたら、ずっと新潟を旅している気分にならないだろうか。思い出をより大切に感じられないだろうか。こんな思いから生まれた」と経緯を話す。
 
HPでプランを探そう

 「旅むすび」を楽しむには、まず「新潟市新しい観光スタイル推進協議会」のホームページから気になる旅のプランを選択。酒蔵見学や商店街めぐりなど、体験プランを予約する。予約をすると、後日自宅に「旅マエセット」が届く。セットには
商品へのこだわりや思い、耳より情報などが詰まった限定動画付き「旅のしおり」と、おすすめ商品が入っており、動画を見ながら商品を事前に体験することで、旅へのワクワク感が高められる。
 
 実際に旅に出かけた際には「旅のしおり」が役立つという。旅先との絆をより結ぶためのツールになるため、しおりを忘れずに携帯したい。
 
 旅から帰ったあとの「旅アト」に向けては、旅先の商品を網羅したECサイトを案内している。旅の余韻に浸りながら地酒などを楽しむこともおすすめだ。
 

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