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浅草東武ホテル、運転シミュレータールームの第1期予約開始 実物のシミュレーターで運転手体験

2021年9月30日
営業部:後藤 文昭

2021年9月30(木) 配信

東武50070型車の運転台をリアルに再現

 浅草東武ホテル(東京都台東区)は10月1日(金)、東武鉄道協力のもと運転シミュレータールームの第1期予約を開始する。10月8日(金)に迎える開業1周年を記念する企画。東武東上線の運転士が訓練用として使用していた実物の運転シミュレーターで、運転手体験を心行くまで楽しめる。

 設置されている運転 シミュレーターは、 2015年に東武東上線池袋~小川町間の ATC (自動列車制御装置)導入に伴い、13年から志木乗務管区で運転士の習熟訓練用に使用され、現在も森林公園乗務管区などで同型のシミュレーターが訓練に使用されている。運転台は東武50070型車両のもので、本物と同じマスコンハンドルや速度計などの各操作機器で運転操作が体験可能。操作方法を解説したマニュアルも用意している。また、出発駅や出発番線の設定、閉そく区間ごとの制限速度の設定も可能で、通常時から異常時などさまざまな環境を再現できる。

駅名標や東武本線の路線図などで室内を装飾

 このほか室内には「りょうもう」号30周年記念ヘッドマークや東武本線の路線図、車両写真パネルなども飾り付けられている。

 東武鉄道運転シミュレータールームは1日1室、定員2人。10月8日~11月4日までは、午後1時から5時まで滞在できる「デイユース」プランを1万200円(税、サービス料込み)で販売、11月5日以降は、宿泊プランも始める。

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