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まちと関わる人口創出へ 沖縄北部を拠点に共同開発 ソーシャルデザイン×アドレス

2021年10月7日
編集部:馬場遥

2021年10月7日(木) 配信

ソーシャルデザインとアドレスはこのほど、業務提携を行った

 民間主導でまちづくりを行うソーシャルデザイン(北野勇樹社長、沖縄県名護市)と、定額制の全国住み放題多拠点居住サービス「ADDress」を運営するアドレス(佐別当隆志社長、東京都千代田区)はこのほど、業務提携を行った。2者が連携することで、「まちと関わる」人口の増加を目指す。

 2者協働での拠点開発や、ソーシャルデザインのコミュニティ施設「coconova」とADDressサービス会員の接続を行うことで、全国創生の実現に向け事業を進めていく。

 現在、ソーシャルデザインは、沖縄北部を中心とした物件開発をADDressと共同で進行中。沖縄県本部町の「ゆくりなリゾート沖縄」など、10月7日(木)時点で9施設20部屋がオープンしている。ホテル・旅館施設の空室活用や、遊休不動産のリノベーションも行いながら、2022年3月までに50部屋の設置を目指す。

 また、将来的には車で30分の距離で繋がるエリアを沖縄全島に整備し、「行く先々で滞在しながら沖縄全島を巡るように移動できる拠点ネットワークを形成する」(ソーシャルデザイン)。

 さらに、10月中旬にオープンする予定のコミュニティ施設「coconova」(名護市)を、地域の暮らしとのアクセスポイントとして活用する。住民主体で行われるワークショップへの参加や、施設内での交流を通じて、地域とADDress会員とを結ぶ体験をデザインする。

 両者は今回の連携を通して、持続的にまちと関わっていく多拠点居住のあり方を作っていく考えだ。

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