9月の訪日外客数、29.3%増の1万7700人 ワクチン接種者は行動制限緩和も(JNTO発表)
2021年10月22日(金) 配信
日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)が10月20日(水)に発表した2021年9月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比29.3%増の1万7700人だった。コロナ禍前の前々年同月比では99.2%減の低水準となった。
観光目的の国際的な移動に制約が続く一方で、ワクチン接種が普及するなどの影響で、欧米市場を中心に一部の国では入国後の行動制限が緩和されている。日本においても10月以降、一部の国・地域からのワクチン接種証明保持者の入国後の待機期間を短縮するなどの動きが見られている。
市場別の人数は、中国の4000人が最多で、次いで韓国2200人、米国1700人、ベトナム1000人、インドネシアとインド、フランスの各500人の順だった。
日本人の出国人数は、前年同月比65・8%増(19年同月比97・0%減)の5万2400人だった。