長野県・白樺湖地域にて民間エリアアセットマネジメント会社「白樺村」を設立
経営情報
2024.12.12
株式会社白樺村
“50年先も続くレイクリゾート”をめざして。
株式会社白樺村(本社:長野県茅野市 / 代表:矢島義拡)は、茅野市・立科町にまたがる白樺湖周辺地域において、”50年先も続くレイクリゾート”をめざして地域課題を解決していくことを目的に設立。この度、地主である柏原財産区と白樺湖周辺土地利活用推進連携協定を締結完了し、本格的に始動しましたことをお知らせします。
■白樺湖地域について
白樺湖は、標高およそ1,400m・北八ヶ岳山麓に位置し、真っ白な幹が映える白樺の木に囲まれた明るい湖。湖畔を車山や蓼科山に囲まれ、冷涼な風を感じられるリゾートエリアです。白樺湖沿いには、ドライビングコースとして全国的に知られたビーナスラインが走っています。昭和39年に指定された八ヶ岳中信高原国定公園の中核として周辺の開発が進められ、現在湖畔には宿泊施設が立ち並び、スキー場や遊園地なども整備され、四季を通じてレジャーが行われています。
また、白樺湖は長野県茅野市と立科町、2つの行政にまたがって位置している湖でもあり、両行政は2022年、蓼科・白樺高原が日本のレイクリゾートの象徴的エリアになることを目指す「レイクリゾート構想」を合同発表しました。
■「白樺村」設立の背景
白樺湖を身近に感じながら日々働き暮らし、湖に魅せられた私たちは、「湖」のあるライフスタイルがこれからの時代に必要な選択肢であると考え、これまでイベントやSNSなどを通じて、レイクリゾートや白樺湖周辺地域に関する実証実験や情報発信を続けてきました。
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また、代表の矢島は、「訪れて良し、住んで良し」のリゾートづくりとして”白樺村構想”を掲げ、自身の経営する池の平ホテル&リゾーツ社や地元観光協会での役割などを通じて、地域の未来に向けて多角的に取り組んでいます。
2020年執筆・”白樺村構想”
一方、白樺湖周辺地域における茅野市側の土地は、柏原財産区が保有し借地権が設定されています。この所有・管理体制を維持してきたことにより湖周辺は乱開発を逃れてきましたが、同時にこういった課題につながっていた側面もありました:
- 土地は定期借地・建物は自己保有であるため、不動産を手放す際は更地にする必要がある
- 建物の譲渡売却の手段が限られため 残地廃屋がされやすい環境にある
- さらに転貸禁止であるため、建物資産を活用できない
- 上記が障壁となり、新規事業者が参入しづらい
ここ数年で開業・移住希望者からの地域問い合わせが増加した背景もあり、本課題を解決すべく「株式会社 白樺村」を設立。先日地主である柏原財産区と白樺湖周辺土地利活用推進連携協定を締結し、この度の本格始動に至りました。
まずは不動産のアセットマネジメントを中心に、地域の情報発信、住民や開業・移住希望者の相談先としてなど、その他地域課題の解決に取り組んでまいります。
■「白樺村」が取り組む内容
1. 物件開発・アセットマネジメント
物件の改修、土地・不動産情報の紹介、建物の売買や土地賃貸借の仲介、公共スペースの商用レンタル、必要な資金の調達など、これまで柏原財産区内で担われてきたことの一部受託も含め、運営いたします。さらに、転貸禁止の本地域内でも、白樺村保有の物件に限り賃貸可能になるケースも実現可能となりました。
本提携により、地主と開業・移住希望者、双方にとって良い形をめざした不動産取引ができるようになります。また、ルールの面で地域参入しづらかった障壁が撤廃されるため、白樺湖地域全体の価値向上に向けて、現状不足している飲食事業者の誘致にもつなげてまいります。
2. エリアコミュニケーションの推進
地域内の情報連携、移住・別荘・開業希望者への相談窓口、webサイトやSNSを通じた情報発信など、オンライン・オフラインの両観点で、地域内外を含めたコミュニケーションを促進してまいります。
上記の具体業務に関しては、これまでもイベント企画やPRなどの面で共に推進してきた合同会社quodと業務提携契約を結び、取締役に共同代表・飯塚洋史が就任することで同社のリソースを最大限活用し、安定した対応と推進力のある発信により一層努めてまいります。
■物件取引事例:第一号物件の移譲・改修・貸出を完了
2024年10月、第一号となる物件の取引が無事完了いたしました。
対象物件は、築30年が経過し、親子二世代で別荘として活用されていました。別荘を手放すには「更地にして土地を返納」する必要がありますが、解体にも費用がかかる上、30年間の家族・友人との思い出が詰まった物件を自ら取り壊すことにオーナーは躊躇されていました。
一方、白樺湖地域で別荘を希望するユーザーからは、トライアルとして賃貸での問い合わせをいただいていました。
本取引を通じて、
- 借地権:株式会社白樺村が新たに取得
- 建物:株式会社白樺村へ売却
- 運用:株式会社白樺村から新たなユーザーへ賃貸
という形での移譲が完了いたしました。
また、賃貸開始に伴って、老朽箇所の一部修繕・改修作業も行いました。
本件のように、株式会社白樺村では、地域に関わる一人ひとりの要望や想いを汲みながら業務を行い、地域の未来につながる形で課題解決を図っていきたいと考えています。
「株式会社 白樺村」公式サイト:https://shirakabamura.com/
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“50年先も続くレイクリゾート”をめざして。
株式会社白樺村(本社:長野県茅野市 / 代表:矢島義拡)は、茅野市・立科町にまたがる白樺湖周辺地域において、”50年先も続くレイクリゾート”をめざして地域課題を解決していくことを目的に設立。この度、地主である柏原財産区と白樺湖周辺土地利活用推進連携協定を締結完了し、本格的に始動しましたことをお知らせします。
■白樺湖地域について
白樺湖は、標高およそ1,400m・北八ヶ岳山麓に位置し、真っ白な幹が映える白樺の木に囲まれた明るい湖。湖畔を車山や蓼科山に囲まれ、冷涼な風を感じられるリゾートエリアです。白樺湖沿いには、ドライビングコースとして全国的に知られたビーナスラインが走っています。昭和39年に指定された八ヶ岳中信高原国定公園の中核として周辺の開発が進められ、現在湖畔には宿泊施設が立ち並び、スキー場や遊園地なども整備され、四季を通じてレジャーが行われています。
また、白樺湖は長野県茅野市と立科町、2つの行政にまたがって位置している湖でもあり、両行政は2022年、蓼科・白樺高原が日本のレイクリゾートの象徴的エリアになることを目指す「レイクリゾート構想」を合同発表しました。
■「白樺村」設立の背景
白樺湖を身近に感じながら日々働き暮らし、湖に魅せられた私たちは、「湖」のあるライフスタイルがこれからの時代に必要な選択肢であると考え、これまでイベントやSNSなどを通じて、レイクリゾートや白樺湖周辺地域に関する実証実験や情報発信を続けてきました。
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また、代表の矢島は、「訪れて良し、住んで良し」のリゾートづくりとして”白樺村構想”を掲げ、自身の経営する池の平ホテル&リゾーツ社や地元観光協会での役割などを通じて、地域の未来に向けて多角的に取り組んでいます。
2020年執筆・”白樺村構想”
一方、白樺湖周辺地域における茅野市側の土地は、柏原財産区が保有し借地権が設定されています。この所有・管理体制を維持してきたことにより湖周辺は乱開発を逃れてきましたが、同時にこういった課題につながっていた側面もありました:
- 土地は定期借地・建物は自己保有であるため、不動産を手放す際は更地にする必要がある
- 建物の譲渡売却の手段が限られため 残地廃屋がされやすい環境にある
- さらに転貸禁止であるため、建物資産を活用できない
- 上記が障壁となり、新規事業者が参入しづらい
ここ数年で開業・移住希望者からの地域問い合わせが増加した背景もあり、本課題を解決すべく「株式会社 白樺村」を設立。先日地主である柏原財産区と白樺湖周辺土地利活用推進連携協定を締結し、この度の本格始動に至りました。
まずは不動産のアセットマネジメントを中心に、地域の情報発信、住民や開業・移住希望者の相談先としてなど、その他地域課題の解決に取り組んでまいります。
■「白樺村」が取り組む内容
1. 物件開発・アセットマネジメント
物件の改修、土地・不動産情報の紹介、建物の売買や土地賃貸借の仲介、公共スペースの商用レンタル、必要な資金の調達など、これまで柏原財産区内で担われてきたことの一部受託も含め、運営いたします。さらに、転貸禁止の本地域内でも、白樺村保有の物件に限り賃貸可能になるケースも実現可能となりました。
本提携により、地主と開業・移住希望者、双方にとって良い形をめざした不動産取引ができるようになります。また、ルールの面で地域参入しづらかった障壁が撤廃されるため、白樺湖地域全体の価値向上に向けて、現状不足している飲食事業者の誘致にもつなげてまいります。
2. エリアコミュニケーションの推進
地域内の情報連携、移住・別荘・開業希望者への相談窓口、webサイトやSNSを通じた情報発信など、オンライン・オフラインの両観点で、地域内外を含めたコミュニケーションを促進してまいります。
上記の具体業務に関しては、これまでもイベント企画やPRなどの面で共に推進してきた合同会社quodと業務提携契約を結び、取締役に共同代表・飯塚洋史が就任することで同社のリソースを最大限活用し、安定した対応と推進力のある発信により一層努めてまいります。
■物件取引事例:第一号物件の移譲・改修・貸出を完了
2024年10月、第一号となる物件の取引が無事完了いたしました。
対象物件は、築30年が経過し、親子二世代で別荘として活用されていました。別荘を手放すには「更地にして土地を返納」する必要がありますが、解体にも費用がかかる上、30年間の家族・友人との思い出が詰まった物件を自ら取り壊すことにオーナーは躊躇されていました。
一方、白樺湖地域で別荘を希望するユーザーからは、トライアルとして賃貸での問い合わせをいただいていました。
本取引を通じて、
- 借地権:株式会社白樺村が新たに取得
- 建物:株式会社白樺村へ売却
- 運用:株式会社白樺村から新たなユーザーへ賃貸
という形での移譲が完了いたしました。
また、賃貸開始に伴って、老朽箇所の一部修繕・改修作業も行いました。
本件のように、株式会社白樺村では、地域に関わる一人ひとりの要望や想いを汲みながら業務を行い、地域の未来につながる形で課題解決を図っていきたいと考えています。
「株式会社 白樺村」公式サイト:https://shirakabamura.com/
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