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【星のや竹富島】約600年の歴史がある重要無形民俗文化財「種子取祭(たなどぅい)」を識り、竹富島の魂に触れる体験プログラムを開催|期間:2024年11月1日~25日

イベント
2024.09.19
星野リゾート
~奉納芸能観賞や古老のお話会、儀式への参加を通して竹富島最大の祭事を全身で感じるひと月~




沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、2024年11月1日から11月25日まで、約600年の歴史がある「種子取祭」を識り、竹富島の魂に触れる「たなどぅいプログラム」を提供します。国の重要無形民俗文化財に指定されている種子取祭について学び、実際に参加することでしか得られない経験を提供するプログラムです。祭事にまつわる伝統料理を取り入れた朝食や、祭りの儀式のひとつである「世乞い(ユークイ)」に参加するツアーに加え、今年は、新たに島の文化に精通したスタッフ「ひかいすん」(*1)による種子取祭の概要紹介が「奉納芸能ツアー」に加わりました。さらに、施設内では、島の暮らしを知り尽くしたおじい、おばあによる「島語り」も開催します。600年以上にわたって守られてきた祭事の裏にあるストーリーを紐解きながら、本質的な竹富島の魅力を体験できるプログラムです。
*1 島の方言で「案内人」を表す言葉

竹富島の種子取祭とは
竹富島の種子取祭(たなどぅい)は約600年の歴史があると言われており、国の「重要無形民俗文化財」の指定を受けています。毎年、旧暦9月の庚寅(かのえとら)、辛卯(かのとう)の2日間を中心に80余りの伝統芸能が神々に奉納されます。竹富島は、離島の厳しい環境下で人々が暮らしてきた背景から、五穀豊穣や子孫繁栄を祈願する儀式や伝統を大切にする島です。祭りの根底にあるのは、竹富島の方々の考え方の基本である「かしくさや うつぐみどぅまさる」(一致協力することが何よりも大切である)という言葉です。この祭りが行われる約10日間は、島を離れた人も里帰りをし、皆で協力して準備や練習を行う島の一体感から「ウツグミの精神」が感じられる特別な期間です。私たちは、この祭りを未来へ残すべき大切な文化であると考えます。本プログラムを通じて旅行者へ祭りの魅力を発信したり、島内での文化継承を支援することで、島の方々と共に豊かな未来を創ることを目指します。

【参考】2024年種子取祭のスケジュール
11月16日 トゥルッキ:芸能の配役を決め、無事に奉納できるように祈る
11月17~19日 祭りの準備:芸能の練習日
11月20日 祈願・幕舎張り:神司による祈願、舞台の幕舎張り、種子下ろし
11月21日 ンガソージ・シクミ:イーヤチカミの儀式、奉納芸能のリハーサル
11月22日 奉納芸能 初日:玻座間村(はざまむら)の舞台芸能、世乞い(ユークイ)
11月23日 奉納芸能 2日目:仲筋村(なかすじむら)の舞台芸能
11月24日 支払い議会:後片付け、決算
11月25日 ムヌン:心身を休める日

特徴1:竹富島の伝統と文化を未来へ紡ぐ「おじい・おばあの島語り」【NEW】
古くから竹富島を支えてきた古老たちによるお話会を開催します。島の暮らしに精通するおじい・おばあが種子取祭の話を交えながら歴史や文化について語ります。実体験を元にした話を聞くことにより、島の人々の営みや想いに触れられる時間です。年々、竹富島について詳しく語れる人の数は少なくなっています。この貴重な島語りの内容は、未来に残る形で記録をして、島の財産として次の世代へ残していきます。
■料金 無料
■時間 10:30~11:15(水曜日と金曜日)
■場所 ゆんたくラウンジ
■予約 不要



特徴2:種子取祭のスケジュールに合わせた体験
祭りの背景を知り、種子取祭を深く理解できる「奉納芸能ツアー」【NEW】
施設内の畑や種子取祭にまつわる装飾を施したラウンジにて、島の文化に精通したスタッフ「ひかいすん」が竹富島の伝統文化、そして五穀豊穣を祈願する種子取祭が生まれた背景を解説します。竹富島や祭事について解説を聞くことで、この後に行われる奉納芸能鑑賞への理解を深めることができます。奉納芸能が行われる島内の舞台へ移動した後は、「ひかいすん」が祭りのしきたりや観覧場所を案内します。初めての方でも安心して祭りを堪能できるのは本ツアーならではです。演目は、台詞のすべてが島の方言で披露されますが、「ひかいすん」による解説を聞き、補足資料を見ながら鑑賞することにより島の伝統行事をより深く理解することができます。
■期間 2024年11月22日・23日
■料金 1名 7,260円(税・サービス料込み)
■時間 9:30~15:00(昼食にお弁当・飲み物が含まれます)
■場所 星のや竹富島、世持御嶽(ユームチオン)
■定員 8名
■予約 前日17:00までに予約

「ひかいすん」による畑の案内

奉納芸能の演目のひとつ「しきた盆」

島の方々との一体感を感じられる「世乞い(ユークイ)体験ツアー」
世乞いは、奉納芸能1日目の夜に鉢巻を頭に巻き、唄いながら集落内の家々を巡り、豊作を祈る儀式です。「ユー」とは、五穀豊穣や幸せを意味します。種子取祭で唯一、旅行者と島民が一緒に参加できる儀式です。参加者は、「ひかいすん」から儀式の流れや唄などのレクチャーを受けた後、島民に交じり集落内の家々を訪れます。島の方と歌い、共に豊作を祈願することにより、島の一体感を間近で感じられる体験です。
■期間 11月22日
■料金 6,050円(税・サービス料込み)
■時間 17:00
■場所 竹富島集落内
■定員 16名
■予約 前日17:00までに予約



祭りの大切な儀式を知る「種子下ろし(タニウルシ)見学」
星のや竹富島では、2017年より施設内の畑で、伝統作物の粟や古くから島民の健康を支えてきた薬草などを育てています。旧暦9月の戊子(つちのえね)にあたる日に、施設の畑でも「種子下ろし」を行います。種子下ろしとは、畑に粟の種子を蒔き、祝詞(ノリト)を唱え、作物の豊作を祈願する祭りの最も大切な儀式です。スタッフがこの儀式の意味や、方言で行われる内容の解説を行います。その後は、島の方を施設内の畑に招き、島民の方と共に儀式を行うことを予定しています。種下ろしは、かつては各家庭で行われていた儀式ですが、現代では、この儀式を執り行うことができる島民は少なくなりました。星のや竹富島では、この文化を途絶えさせないために、毎年施設内にて儀式を行っています。華やかな舞台芸能を鑑賞する前に、祭りには欠かせない本質的な儀式に触れることにより、種子取祭への理解が深まります。
■期間 11月20日
■料金 無料
■時間 9:30~(約1時間)
■場所 星のや竹富島内の畑
■定員 8名
■予約 前日17:00までに予約



特徴3:期間中に楽しめる種子取祭朝食
「種子取祭朝食」
粟を始めとした種子取祭にゆかりある食材を詰めた朝食を提供します。粟やきびを混ぜ込んだご飯や粟味噌アンダンスー(油味噌)、ニンニクとタコを合わせたピンタクなど伝統食を取り入れています。縁起が良いとされるメニューが並ぶ、活力が湧く朝食です。
■料金:1名 4,961円(税・サービス料込み)
■時間:7:00~10:00(9:30 L.O.)
■場所:ダイニング

料理イメージ

SDGsへの貢献について
星のや竹富島を運営する星野リゾートでは、経済価値と社会価値を両立するCSV経営(*2)が重要だと考えています。SDGs(*3)をCSV経営を促進するためのフレームワークとして捉え、各施設でさまざまな取り組みを推進しています。当施設での本取り組みは、目標4「質の高い教育をみんなに」、目標11「住み続けられるまちづくりを」に寄与することを目指しています。
関連資料:種子取祭概要と星のや竹富島の取り組み
*2 共通価値の創造。事業を通じて社会課題の解決を目指す考え方。
*3 持続可能な開発目標

■星のや
「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出会った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。





■星のや竹富島
竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。





https://www.youtube.com/watch?v=2JecQdHdMyg

所在地 :〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富1955
電話  :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :48室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金  :1泊 112,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)*通常予約は2泊より
アクセス:石垣港よりフェリーで約10分 竹富港より送迎有
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